
深煎りじゃないインドネシアマンデリン
《スモールバッチXマイクロ・ロット》
お客様のお好みに合わせたインドネシアコーヒーの面白い体験をお届けします。
オーダーを受けてから手網で120gの生豆を焙煎します。
インドネシア産の厳選された生豆を、オーダーを受けてから手網で丁寧に焙煎。
[浅煎り]リントン・アナエロビック
・ワインやイチゴのような風味が口いっぱいに広がる複雑な味わい。
[中浅煎り]インドネシア リントン プレジデントJr.
ハーブのような爽やかさで バランスがよくスッキリとした 後味となります。
[中浅煎り]アチェ ガヨ ウォッシュ
・スパイス感とフルーティーさが柔らかくクリーンな味わいに。
[中煎り]アチェ ガヨ スマトラ式
・コクのあるスパイスとフルーティーな香りが楽しめます。
[深煎り]トラジャ イタリアンロースト
ウッディな香りと清涼感のあるメントールの後味が特徴。
| Question |
こちらの商品のコンセプトをお聞かせください。
飯島里沙(手網焙煎 珈琲焙煎舎 焙煎人)
今回の5種のコンセプトは『インドネシアのお豆は深煎りマンデリンだけじゃない!を知ってもらいたい』です。
| Question |
なぜこのような商品を作ったのでしょうか?
飯島
インドネシア人の農園主チョング・チャンドラさんと知り合えて、本当に素晴らしいお豆をたくさん持っている方です。
しかし世の中の人たちの多くは『マンデリン』て言葉は割とみなさん知っているのに、それがインドネシアのお豆だと繋がっていなかったり。
知っていても、日本ではインドネシアのコーヒー豆=深いマンデリンのイメージが非常につよくて浅煎りにも合うお豆があるなんて知らなかったり、そもそもインドネシアにもマンデリン以外のお豆のトラジャだったりバリだったりなんて思いもしてなかったり…
せっかくの素晴らしいお豆たちを是非とも紹介したくて作りました。
| Question |
お豆選びと、焙煎度合いの組み合わせを作り上げていく中どんな事に気をつけていましたか?
飯島
今回はとくにチャンドラさんが日本の皆さんに紹介したいものを5つ、選んでもらいました。
焙煎に関してもチャンドラさんの考えるそれぞれのお豆の1番の良さを引き出す焙煎度合いでお客様にお届けしました。
最初、チャンドラさんは『ボク(農園主)は焙煎人ではなく原石を(焙煎人に)渡すだけの人なので、焙煎する人それぞれの感性でキレイな宝石にして欲しい』と頑なに焙煎度合いを教えてくれなくて…
なので私自身、自分なりに考えてやったのですがそれなりに美味しいけれどなんともしっくりこなくて、無理言ってチャンドラさんの焙煎したものを飲ませてもらったら、“これだー!”って。やっぱり生みの親はお豆たちの性格を知り尽くしているんだなぁって感動しました。
| Question |
それぞれの味の特徴がわかる飲む順番を教えてください。
飯島
[アチェ ガヨ ウォッシュ] → [アチェ ガヨ/スマトラ式] → [リントン プレジデント jr.] → [リントン アナエロビック] → [トラジャ イタリアンロースト ]
アチェ ガヨ ウォッシュとアチェガヨ(スマトラ式)は精製方法の違いなので順番は逆になったとしても続けて飲んむことで違いをより明確に感じることが出来ます。
リントンプレジデントjr.はガヨ兄弟の前に持ってきても良いかもしれませんが、リントンアナエロビックはかなり独特なベリーっぽさがあるので後半の方がよさそうです。トラジャイタリアンローストに至ってはしっかり焙煎している深煎りなので1番最後にゆっくりと口の中で転がすように味わうがいいと思います。